ある日のクライアント様。
この方は、全身マッサージ、フェイシャルを希望されているのだけれど…
施術前と施術後では、からだもお顔も違うけれど
ご自身のお氣持ちも氣づきがあったり、
こころもからだも緩み、いい循環が起きていると
いつも感じています。
施術をしながら…
お話される、お言葉や声のご様子、表情、肌、色、呼吸、からだの強張りや冷え、お腹のガス感や動悸、痛み、違和感、、、
いろんな''声"を傾聴し、感じます。
この日は、最近太っちゃった!なんて話から
自分の子供時代に頑張ったこと、好きだったことのお話になりました。
…マラソンや強歩大会って、いつも女子で一位だったのよね!
…あの、がんばってがんばって、耐えて苦しいの乗り越えての達成感ったらない!…と。
このクライアント様の過去には
いわゆるイジメや仲間外れ、みたいなことが
あり…そのことが根強く今も内在する。
その時に親から言われていたのが
…人より秀でていること、
がんばってがんばっての成果が
あれば、認めて貰えるから、がんばりなさい!!
だったそう。。。
親からしたら、子供のことを想って言ってくれた
一言は、この方のこれからの人生の"設定"を
動かすものになっていたのかなって。
この方の潜在意識のところに、
"苦しんで、辛くても、頑張って頑張り続けていたら、認めて貰える"
…親にも、みんなにも。
そうじゃない私はバツ×。
"私の心の居場所はない"
と、人生や人間関係のパターンをつくっていたのかもしれません。
お仕事で、人生に置いても、家庭においても
自分に厳しく、ひょっとしたら周りにも
内側では厳しくなってしまっていたり
無理して笑っていたり、
いい人していたり、
NO!と言えなかったり、
いつも何故か集中攻撃されちゃったり、
何故か自分の苦手なタイプの方が周りに常にいたり、
でも、自分を抑え込み、こんな私ダメって、
がんばんなきゃ!!って。。。
こういう使命だから…とか。
こういう性分だから、歳だから。
苦しくないと、私、もの足りないんだよね!
と、言い聞かせている自分。
いつからか、いつも…自分の中で
同じ会話をしている。
本当に!素晴らしい方で、努力や志の強さに
いつも尊敬しています。
でも…
本当は、
もっと穏やかに生きた〜い!って、
まんまの自分を認めて下さ〜い!って、
もっと緩やかに楽しく生きた〜い!って、
じわりじわりと…
出てきた時間。
こんなマッサージ時間も、良かったな〜
と思うひとときでした(*^ω^*)
最後までお読み頂きありがとうございました!